ぐるぐる DDD/Scrum というワークショップをやってきました

東北デベロッパーズコミュニティにお招きいただき、DDD/Scrumのワークショップをやってきました。

 

ワークショップは、DDD のモデリングのうずまきに、スクラムのワークショップでよく使うタイムボックス縛りを組み合わせて、Agile でいうところの Swarming という状態になれないかな、という目標で設計しました。

 

正直、1時間の枠組みで、シナリオ書いて、モデル描いて、コードも実装するのは、だいぶ大変だったと思います。ご参加いただき、ありがとうございました。

 

ただ、1時間を二回廻すだけでも、チーム内で駐車場を語る語彙、モデル、設計実装案は、だいぶ共有できたのではないでしょうか。そのまま、プロジェクトに突入できる訳ではありませんが、わからないことがわかっているというのは、プロジェクトを始めるときには非常に役に立つでしょう。

 

参加された方は、各チームの発表したモデルの中心(コアドメイン)が、どれも一致していないことに気づかれたかと思います。どんなビジネスをやりたいかによって、同じドメインでも、どこをコア、サポート、一般サブドメインにするかは異なります。駐車場みたいに、比較的簡単なドメインでさえそうです。

 

ぜひ、みなさんのプロジェクトでも、プロジェクトを始めるときに、あるいは途中でも、そしてできればプロジェクトの間中ずっと DDD/Scrum のぐるぐるをやってもらえればと思います。

 

ご質問などありましたら、ご遠慮なくご連絡ください。 

 

 

 
で、こんなワークショップが成立したのは、何より強力な講師陣がいたからですね。増田さん(@masuda220)、和智さん(@digitalsoul0124)、井上さん(@i_takehiro)、ありがとうございました。
 
また、イベントを企画した運営された東北デベロッパーズコミュニティの皆様、ありがとうございました。
 

P.S. いやー、仙台、涼しくて、食べ物おいしくて、参加者が元気で、すばらしいです。また、おじゃましたいと思います。