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Jenkins 蛙本

Jenkins 蛙本の献本をいただきました。ありがとうございます。

チケット管理システム大決戦でご一緒した、@ikeike443 さんのご厚意です。

ちょうど第二回大阪Jenkins勉強会で、翻訳者の玉川さんとご一緒だったので、非常にタイムリーでした。

チーム用にも予約していたので、まもなくそちらも届くかな。

 

他の書評にある通り初心者向けの本ではありません。インストールや設定手順も説明はあるのですが、第5章のビルドジョブのセットアップあたりから、いきなり実践編に突入します。著者も翻訳者も、だいぶ Jenkins を使い込んでいそうです。

自分では第10章の高度なビルドと第11章の分散ビルドが参考になりました。パラメータ化ビルドやマルチ構成ビルドジョブは、現在一緒に仕事をしているチームがいつも苦しんでいる課題を解決するのに役立ちそうです。

第12章の自動化デプロイメントと継続的デリバリの章も短いですが適切にまとまっています。第12章を読んでから第10章、第11章に戻れば、なぜそのような高度なビルドを行おうとしているかが理解できるのではと思います。さらに知りたくなったら来月発売の継続的デリバリーを読むと良いですね。

お約束ですが、ツールがチームの生産性を高めるわけではありません。チームの継続的な改善努力があって、その上でツールを使うことが非常に強力な助っ人になるということです。チーム開発では、チームが単一の作業成果物に対して協力して作業を行うことが重要です。それを思い出させ、そうなっていることを確認するために Jenkins はとても有効ですし、その Jenkins を使いこなすのにこの本はとても有用です。

付録Bのプラグインの開発は、@ikeike443 さんが書かれているのですが、Jenkins が動く仕組みがうかがい知れて楽しいです。Trac はほぼプラグインなしで使っていますが、Jenkins はいろいろプラグインを使って使うことになるかなと思います。

P.S. XFD などでチームに「見えなくできない化」を進めている身としては、Remote Access API の使用例などがもうちょっとあると嬉しかったかな。